
外国人雇用をテクノロジーで支援するBEENOS HR Link株式会社(以下「BEENOS HR Link」)は、 「外食の「特定技能」新規受付停止の今、取り組むべき外国人従業員の定着・育成戦略セミナー」というテーマのウェビナーを、2026年6月4日に開催しました。
このウェビナーでは、BEENOS HR Link代表の岡﨑陽介を聞き手に、全国にラーメンやレストラン店を展開する株式会社 INGS(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青柳誠希、以下 INGS)取締役人事部長である磯野勇氏を講師に招き、特定技能外国人従業員の定着・キャリアアップにつながる教育や育成戦略を豊富な事例を元に解説いただきました。
特定技能「外食」の新規受入れ停止が続いている状況において(2026年6月時点)、外国籍従業員に長期的なキャリア形成に向き合ってもらうための取り組みのヒントになるお話しを抜粋し、全4部にわたってお届けします。
きっかけは、人手不足ではなく「素敵なネパール人女性」との出会い
【INGS 磯野氏(以下、INGS 磯野)】
株式会社INGSで人事部長しております 磯野と申します。
弊社は2009年に創業し、今18期目を迎える会社です。ラーメン事業部とレストラン、居酒屋さんの事業部の2事業を展開し、1都3県を中心に、直営店を82店舗、フランチャイズ、いわゆるライセンス事業やプロデュース事業などの店舗を全て合わせると、約200店舗を展開しています。
本日は、皆様に何か有益な情報提供ができたらと思っておりますので、改めてよろしくお願いいたします。

【BEENOS HR Link 岡﨑(以下岡﨑)】
ありがとうございます。それでは早速、スライドの質問に沿いながら、色々と深掘りして伺っていければと思います。
まずは、INGS様における特定技能の方々の雇用の歩みや、現在はどのような体制で進められているのか、お聞きできますでしょうか。
【INGS 磯野】
はい、ありがとうございます。弊社で特定技能1号の方の雇用を開始したのは2022年頃からです。
それ以前にも「技術・人文知識・国際業務(技人国)」の在留資格で1名採用した実績はあったのですが、本格的に特定技能の採用へと舵を切ったのはこの2022年になります。
ただ、「深刻な人員不足だから、外国籍の方をどんどん採用していこう!」と意気込んで始めたわけではないんです。たまたま外国籍の方から応募があり、「一度面接してみよう」となったのがきっかけでした。その方が非常に素敵な方だったので、「まずはトライアルとして採用してみよう」と、1人目の採用が決まりました。
【INGS 磯野】
最初にラーメン事業部で採用させていただいたのですが、ネパール出身の彼女は日本語も非常に流暢で、現場からの評判もすこぶる高かったんです。「こういう素晴らしい方が集まるのであれば、もう少し枠を広げてみようか」と社内で話が進んだのが、本格化のきっかけですね。
現場の意識を変えた、最初の「成功体験」
【岡﨑】
2022年のそのタイミングで応募がなければ、もしかしたら今の特定技能雇用の広がりはなかったかもしれない、ということですね。
【INGS 磯野】
本当におっしゃる通りだと思います。もし彼女とのご縁がなければ、我々のほうから能動的に「外国籍の方を積極的に採用しよう!」という動きには、当時はなっていなかったと記憶しています。
【岡﨑】
なるほど。最初の1人(実質2人目)の方が現場で活躍してくれたからこそ、今の人数まで拡大できたのですね。非常にリアルで貴重なお話です。
【INGS 磯野】
はい。
どれだけ人事部側が「外国人採用をやりましょう」と声を大にして言っても、実際に受け入れる営業部や店舗側が積極的になってくれないと、なかなか前には進みません。彼女が現場でしっかりと成果を出してくれたことが、社内の意識を変える最大のきっかけになりました。
さらに彼女は、特定技能2号も取得し、現在は副店長です。名実ともに弊社の特定技能メンバーのリーダーとして、みんなを引っ張ってくれる存在ですね。着実にステップアップして成長してくれているなと、非常に頼もしく感じています。

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INGS様に導入いただいている弊社の支援業務管理システム(Linkus)では、定型機能の他に各社特有の管理要素を機能化するカスタマイズも可能です。
雇用・管理人数や社内状況の変化に合わせて、管理システムの使い方も様々変化させる必要があります。弊社BEENOS HR Link株式会社では、管理体制構築の段階からサポートも可能です、お気軽にご相談ください。